Twitter初心者の方向けにTwitterの基本的な用語・機能をまとめました。(このページはTabtterに関する説明でなく、Twitterの一般的な用語説明になります。Tabtterの使い方等は、ヘルプをご覧ください。)
※Twitterの仕様はよく変わるので、内容が実際と異なる場合があります。予めご了承ください。[最終更新:2022/03/17]
Twitterは2006年頃にアメリカで生まれたミニブログ・マイクロブログといわれるサービスです。
最大の特徴は、140文字以内(半角英数字は0.5文字カウント)の発言(ツイート)で情報を気軽に発信できること。
フォローと呼ばれる相手の了承を得ずにツイートを受信できる仕組にあります。
ブログやSNS、チャット、メッセンジャー等の様々な性質を併せ持ち、自由な使い方が出来ることから急速にユーザーを増やしました。
当初のTwitterは、自分の状況や今していること(ステータス)をつぶやくことで、近況を友達とシェアできるサービスでしたが、
手軽に身近なニュースを発信できることから、現在は世界的なソーシャルメディア、コミュニケーションインフラとしてその地位を築いています。
また、政治家やジャーナリスト、有名人、文化人の発言が一次的なニュースソースとして取り扱われたりと、社会的にも重要性が増しています。
Twitterの投稿はツイートと呼ばれます。 いわゆるつぶやき以外にも、今していることや他のユーザーとの会話、URL付きでのサイトの紹介、ニュースヘッドライン、サイトの更新状況と、ツイートの内容は多岐に渡り、特に制約もありません。 文字数上限は140字以内として始まりましたが、現在は半角英数字は0.5文字カウントでカウントするようになってるので、 欧文のみでは280字まで入力できます。日本語は全角はすべて1文字でカウントされます。 また、一部のURLや宛先(@ユーザー名)も、文字数からは除外される場合があります。 このようにカウントルールはかなり複雑ですが、通常、文字数カウントはクライアントが自動で行いパーセンテージで表示されるので、ユーザーがこれらを意識する必要はありません。
フォローとは、特定のユーザーを追いかける・見守るという意味を持ちます。
フォローをすることで自分のホーム(タイムライン)にその人のツイートを表示させることができます。
また、自分をフォローしている人をフォロワーと呼びます。
Twitterの大きな特徴として、フォローするのに相手の了承は基本的にいらないということがあります。
フォローされる相手を選びたい場合は、非公開(プロテクト)ユーザーとします。
非公開の場合は、フォローはフォローリクエストとして通知され、承認したユーザーだけフォローできます。
逆に特定のユーザーからのフォローを拒否する場合は、ブロックを使用します。
尚、公開ユーザーを非公開ユーザーにした場合、公開ユーザー時のフォロワーはそのまま維持されます。
時系列順に並んだツイートの流れをタイムラインと呼びます。
単にタイムラインとだけした場合は、一般的にはホーム(自分と自分がフォローしている人たちのツイート)を指すことが多いようです。
リツイートは、他のユーザーのツイートを、紹介・拡散する目的で通常使います。
元々リツイートは、「RT @ツイートの発言者 ツイート本文」という形式で、再投稿することから自発的に生まれた文化ですが、
本文が省略や改竄されたり、元投稿が削除された場合も存在し続けてしまうという問題から、公式な機能として実装され、クリックだけでリツイートすることが可能になりました。
現在、Twitter提供のリツイートは公式リツイート(もしくは単にリツイート)と呼ばれていますが、
RT @~形式でのリツイートも今でも稀に使われており、非公式リツイートや単にRTと呼ばれます。
特定のツイートに宛てたツイートを「返信」と呼びます。
返信ツイートと通常のツイートの違いは、ホームのタイムラインには、返信者と返信元のユーザーを両方フォローしている場合だけ表示されることです。
このため、個人的なやり取りは返信を使うことで、フォロワーのタイムラインに流さなくてすむという利点があります。
逆にフォロワーのタイムラインにもあえて流すために、RT @~形式やツイート引用で返信する場合があります。
尚、公式サイト/アプリでは、特定のツイートへの返信は、一覧で見られますが、公式以外のクライアントでは、このようなAPI自体がないため、通常一覧表示できません。
特定のツイートのURLリンクと一緒に投稿して、そのツイートへの言及目的で使われます。 返信との違いは、返信の場合は、返信先ツイートと返信ツイートの投稿者の両方をフォローしていないとホームには表示されませんが、 ツイート引用の場合は表示されます。 つまり、プライベートな言及は返信、より多くの人に見てほしい場合はツイート引用を使うことが多いです。 尚、公式サイトでは、コメント付きリツイートと呼ばれていて、ツイートのURLも自動で加えられます。
いいねは、気に入ったツイートに、いいねという気持ちを伝える機能です。 もともと、この機能はお気に入りと呼ばれていたもので、ツイートを保存しておくような目的で使われていました。 現在も、そのような目的でも使えますが、いいねは通知されるのと、現在はブックマークという純粋な保存機能ができたので、保存だけを目的とする場合はブックマーク機能を使うとよいでしょう。
単純なツイート保存機能です。ただし、元ツイートが削除された場合は、ブックマークからも削除されます。 ブックマークは、相手に通知されません。 ブックマークはAPIが公開されていないため、公式サイト/アプリでのみ利用できます。
ツイートに投票機能を追加して、気軽にアンケートを実施できます。 注意点として、この機能は、公式サイト/アプリ以外では、作成・投票・閲覧のすべてが一切対応しておらず、ツイートに投票が含まれているかどうかもわかりません。 そのため、公式以外のクライアント利用者を考慮するなら、ツイート頭に【投票】等と記述しておくと、 結果として投票数も増えおすすめです。
ダイレクトメッセージはTwitterユーザー間での非公開のメッセージのやり取りを行うための機能です。
一般的なSNSのメッセージ機能と同等と考えてよいでしょう。
ダイレクトメッセージは、一切公開されないだけでなく、通常許可がないとフォロワーに対してしか送れません。
尚、送信者/受信者どちらかがDMを削除すると、両者で見ることができなくなります。
公式サイト/アプリでは、グループ間でメッセージを共有できるグループDMという機能もあります。
ホームとは別のタイムラインを作ることができる機能です。 ただし、ホームと違い、フォロー(リストへの追加)できる上限が5000と決まっています。 リストは公開、非公開を設定でき、公開リストは誰でもそのリストを見たり、リスト自体をフォローできます。 (人気の公開リストはこちらで検索可能です。)
自分宛へのツイートや言及、いいね、リツイートなどがされると通知されます。 公式サイト/アプリでのみ対応しています。
メンションとは、自分のユーザー名を含むツイートだけのタイムラインを意味します。 返信や単に@自分のユーザー名を加えてツイートした場合が、これに該当します。 このタイムラインは、現在、公式サイト/アプリでは、「通知」に統合されています。
Twitter社が集計したリアルタイムの人気ワードのことです。 トレンドは、地域別に集計されており、通常、自分の言語の地域が自動で選択されます。
ツイートを非公開にする設定です。 プロテクトユーザーにした場合は、フォローを許可するかどうかを自分で決めることができます。 誰かがフォローしようとすると、フォローリクエストという形で通知されるので、個別にフォローを許可するかどうかを決めることができます。
特定ユーザーからの自分のツイートやプロフィールへのアクセスを拒否する機能です。 また、検索結果でも、ブロックしたユーザーのツイートは表示されなくなります。 自分が公開ユーザーの場合、ブロックしても、ログアウトした状態でアクセスすると見ることができてしまうので、完全に見ることを制限することはできませんが、 返信等はできなくなります。
ミュートは、フォローしているユーザーのツイートを一時的にホームで非表示にする機能です。
モーメントは、ツイートのまとめ作成機能です。 この機能は、APIが公開されていないので、公式サイト/アプリからのみ利用できます。
コレクションも、モーメント同様に、ツイートのまとめ作成機能です。 この機能は、APIが公開されているので、サードパーティのアプリ等からも利用できる場合があります。 モーメントと違い、一般ユーザーよりも、通常、ビジネスや開発者向けで利用されます。 尚、コレクションもモーメント同様に、非公開ユーザーのツイートは保存できません。
公開ツイートを対象に、自由に検索できます。 ただし、公式サイト/アプリからでも100%のツイートが対象になるわけではないようです。 例えば、スパム等を繰り返す、品質の低いユーザーは対象外になることが知られています。 また、サードパーティクライアントからは、通常、7日以内のツイートが対象で、また、公式と結果が異なる場合も多くあります。
あるテーマのツイートを検索しやすくする目的で(#英単語)をツイートに含めて使用します。 これは、Twitter自体が提供している機能ではなく、ユーザーが自発的に設定して使用します。 ハッシュタグを新たに使う場合は、既に他で使用されていないかを検索しておくとよいでしょう。
Twitterは投稿できる文字数が少ないため、長いURLを投稿するのが困難でした。 そのため、bitly等のURLを短縮するサービスが普及しましたが、現在は、Twitter側で自動的にt.coというドメインのurlに短縮されるので、ビジネス以外ではあまり利用されていません。 ビジネスでは、通常、流入経路等の解析目的で利用されています。
Twitter APIは、外部のアプリケーションがTwitterの機能やデータを利用できるようにするためのインタフェイスです。 APIを利用することで、(Twitter社と関係ない)開発者もTwitterと連携した様々なアプリケーションを自由に作り、公開できます。
APIを使ったアプリを使用するための仕組みです。
Twitterでは、OAuthという外部アプリケーションへの認証方法が導入されています。
これにより、ユーザーは外部の開発者にパスワードを教えることなく、個別にアプリケーションの利用許可を、ユーザー側が自由にコントロールできるようになります。
(とはいえ、信頼できないアプリケーションに許可を出すことはしないようにするのが賢明です。)
一度連携したアプリも、Twitter公式サイトから、個別に連携を解除できますので、使用しないものは定期的に解除するのが安全です。
APIを使用したアプリケーションの中でも、ツイートの作成/削除・タイムライン閲覧等のTwitterを利用するための一連の基本機能がセットになったアプリケーションをクライアントと呼びます。
広義には、Twitter公式サイト等もすべて含まれますが、狭義には、サードパーティ(公式以外)のクライアントを指すことが多いようです。
Twitter社以外にも、多くの開発者がクライアントを公開しており、公式サイト/アプリ以外にも、利用者は自分が使いやすいものを選択すればよく、このことも、Twitter普及の大きな原動力となっています。
APIを使用したプログラムによって自動的にツイートを投稿しているアカウントをBotといいます。 天気や交通情報を流したり、アニメのキャラクター等がセリフをしゃべったり、雑学や名言を投稿するBot等多岐に渡ります。 また、自動的に返信するようなBotもあります。
性的・暴力的な内容等が含まれる、閲覧に注意を要するメディア(画像・動画)を意味します。
メディアが「センシティブなメディア」として扱われた場合、閲覧者の設定によっては、表示前に確認のメッセージが表示されます。
基本的に、Twitterでは、このような画像・動画を投稿する場合は、投稿者が予め「センシティブなメディア」と設定して投稿するほうがアカウント凍結等のリスクがなく無難です。
「センシティブなメディア」に設定して投稿するには、公式サイトの設定で、アカウント全体で「センシティブなメディア」が含まれているものとして設定する方法と、
投稿単位で個別に設定する方法がありますが、個別に設定する方法は、現時点では公式サイト/アプリでは対応していません。
Twitter社により本人確認されたアカウントで、アカウントにチェックのマークがつきます。
Twitter社から、利用を停止された状態を指します。 通常は、Twitter社のルール等に違反して、多くの報告があった場合に、実行されるようです。 ただし、異議申し立てにより、復帰できることも多くあります。
Twitterにはグループやコミュニティを作る機能はありません。 しかし、同じような趣味・趣向の人たちがツイートしたり、フォローしあうことで自然とネットワークが生まれます。 このような場に束縛されないゆるいネットワークをクラスタと呼ぶようです。
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